【乗車拒否】 函館市内で「長距離はオレに、短距離の予約は介護タクシー川村にやらせろ!」などと営業する福祉タクシー事業者がいるのですが本当ですか、との問い合わせがありました。 もし「短距離を理由に予約を断られた=乗車拒否された」場合は、どうぞ運輸局に相談してください。そのような連携体制は存在せず、こちらでは責任が取れません。 |
【タクシー救援事業】 タクシー救援事業を利用した草刈りに関する施設からの問い合わせがありました。現在契約しているシルバー人材センターの穴埋めをしてほしいというものです。タクシー救援事業で本業に支障をきたすことはできず、また事業者間の契約に関わる事で個人のニーズに応えられなければ本末転倒です。このような問い合わせは、現状全てお断りしております。 |
"函館の介護タクシーです・車いすのまま乗車できます。不定休・24時間365日対応します。初乗り520円・迎車料金は無料です。電動階段昇降機・伸縮スロープあります。リクライニング車いすあり・車いすの貸出は無料です。タクシー救援事業・買物代行、車いす整備、各種便利屋などご相談ください。"
【施設送迎の役割】 渡島管内のお客様から「介護施設の送迎車が故障したので利用者家族で移動手段を確保しろと言われた」との問合せがありました。また該当介護施設は「来れないなら利用を休め」と指示しているとの事です。継続したサービス提供を実施することは介護保険制度の本来の趣旨の筈です。もし送迎加算しているなら猶更、自治体もしくは近隣サービス事業者と連携して、移動を確保することが介護保険事業所の役割です。 |
2023年05月23日作成
2024年06月30日更新
~どうして〇〇なの?~
時系列に沿った、いくつかのキーワードと事業者としての取り組みをもとにして、介護タクシー川村の歩みを書き留めます。これから介護タクシーを始めたい、利用したいという人の参考になれば。
大型2種自動車免許
脊髄損傷
高次脳機能障害
リーンスタートアップ
迎車料金
知的精神障害者
特定疾患医療受給者証割引
自立支援受給者割引
(更新中)
【介護保険タクシーの引継ぎ】 介護タクシー川村が開業してから、いわゆる介護保険タクシーは4社潰れています。そのたびにトラブルが起きていますが、一貫して共通している問題点は3点です。①引継先の事業者を明確にせず行政も曖昧な対応をしている。②介護保険タクシーの引継先は本来、介護保険事業所である。③介護保険事業所の都合にも関わらず利用者自身に引継先を選ばせることは、介護保険制度の趣旨である「選択」とは異なる。 |
2023年05月23日作成
2023年06月11日更新
~介護タクシーになるには~
介護タクシーをやっていて聞かれることの一つに「どうしたら介護タクシーを始められますか?」という質問が多いです。運転手プロフィールに代えて、自分が開業までに至った経緯を書き留めます。
2009年08月:
失業して職業訓練ホームヘルパーマスター科を受ける。詳しいことは解りませんが、職業訓練としては初めてホームヘルパー1級も取得できるという説明でした。半年間の講習で、①ホームヘルパー2級、②ガイドヘルパー(全身)、③ガイドヘルパー(視覚)、④ホームヘルパー1級を習得しました。また期間中に自費でパソコン関連の資格も一つ取りました。
2010年04月:
介護施設の求人を3社ほど応募しましたが、すべて不採用。ようやく採用されたのが、特別養護老人ホームでの送迎兼営繕という、事務方の仕事でした。働きながら自費で、①車いす安全整備士(手動型標準)、②大型二種自動車免許を取得し、③運行管理者(旅客)の試験にも合格しました。
実はこの時、「週末起業」が出来ないかと、運輸局を訪問しています。家族からのお下がりのミニバンと時間制運賃制度をつかって、知的障害者などのレクレーション送迎などができないか、と想定していました。ただし、この計画は途中で頓挫しました。
2012年04月:
https://response.jp/article/2012/04/26/173590.html
実の兄が交通事故で脊髄損傷となる。頻繁に帰省するため、連休の取りやすい仕事に変わる。半年のリハビリを経て在宅生活を始めた兄と身体障害や車いす生活の事など、いろいろ話を重ねました。
その後、兄の生活が安定してきたので土日の休める福祉用具関連の仕事に転職。福祉用具を使う現場を実際に回りました。
2015年10月:
兄が車いす事故により亡くなる。遺品整理など、たくさん片付けるものがあり、週末を使って帰省を繰り返す。
たしかこの頃に、エリック・リースの『リーン・スタートアップ』という本に出会いました。起業を科学的に考えるというリーン手法は、とても新鮮でスッカリはまりました。
2017年09月:
実家もようやく落ち着き、親の老後のことや、兄が生前に語っていた障害者に関わる事業がやりたいという遺志、自分の持っている資格を生かそうという思いで、起業するために退職。
そして09月27日に、「合同会社SRTK」を設立します。ちなみに社名の「SRTK」とは、1990年代から立ち上げたホームページの名前で、ロゴマークもその時のものです。
2017年10月:
北海道運輸局函館運輸支局を訪問し、開業申請を始めました。申請と同時進行で行っていたのは、①事業に使うクルマを探すため、札幌・苫小牧・帯広まで足を運ぶ、②札幌で福祉用具専門相談員講習を修了、③申請受理から認可までの期間、バイトして過ごす。
ちょうどこのころ、「合理的配慮」という考え方が障害者制度のなかで一般的になってきました。日本にはなかなか無い考え方で、こんな対話手法があるのか!と、これも新鮮な驚きでした。
2018年02月:
認可を受け、運輸開始。営業活動も自分の足で回りました。とはいえ事業がすぐ軌道に乗るはずもなく、1年ほど夜間のバイトをしていました。また国際福祉機器展や車いす安全整備士講師講習などにも出かけて、仕事に繋がるものをどん欲に探しました。
いろんなキッカケが、偶然に重なっていますね。2010年に始めようとした「週末起業」だって、'00年代前半に流行したことを試せないかと思っただけですし、社会の動きも影響していますね。
【ご報告】 2023年08月15日夜、市立函館病院の救急外来復路のご予約について、コロナ陽性患者の搬送を拒否しました。翌日に函館運輸支局に報告しており、現在、運輸局の調査・処分待ちの状況です。内容としては、患者ご家族がコロナ陽性である事を伝えず、また救急外来看護師による「拒否できないはず」だという主張に対して、翌朝の透析送迎への影響を考慮して『乗車拒否』したものです。道路運送法13条に該当します。 |
2023年02月26日作成
2024年06月30日更新
2023年04月01日。介護タクシー川村は合同会社SRTKタクシー部門から「個人事業 介護タクシー川村」へ事業譲渡しました。
以下、確定した話ではないですが。
2023年度以降も、介護タクシー川村は事業をそのまま継続しますが、以下の業務については変更が発生します。
【旅客の範囲】 函館・北斗市内の施設から最近、利用者様の送迎前後に「付添いのみの乗車」を依頼されるケースが相次ぎました。介護タクシーは国自旅第169号で認めている場合しか運送が認められていません。また違法と知っていながら介護タクシー事業者に依頼する専門職さんもいらっしゃいました。違法であると知りながら依頼する介護や福祉の事業者さんは、行政処分の対象となりますので、ご注意願います。 |
2023年10月28日作成
2024年06月30日更新
長期的視点をもって事業に臨む
①自分が引退した後でも継続される長期的視点を持つこと。目先の利益に囚われるだけでは多くの企業は失敗し、それが当たり前になっている。そこを克服するためにもリーンスタートアップを続けるためには長期政策が必要である。
→両立支援
②労力を費やし続けるのではなくアイデアで変化し続ける。お金や時間を浪費するだけの事業継続には何の意味もない。つねに変化し続けピボットを繰り返すことを意識する。
→事業を取り巻く変化への答え
③目的のために最適正化されたガバメントを維持すること。組織を維持するためだけの経営の最適化ではなく、目的のために正しい計画目標に向かって経営していく「最適正化」が必要。
→業界を取り巻く変化への道筋
【ご報告】 2023年01月11日、市内の訪問看護事業所が発熱症状を云わないで介護タクシーを予約するという事案がありました。当日に乗客の検査陰性を確認し、医療機関は対応にミスがあったことを認めました。1月12日函館市に対して「介護タクシーを含む介護保険外サービス事業者がコロナ禍においても安心してサービス提供できる」よう対策を申入れましたが、1月19日保健福祉部指導監査課より「考えておりません」との回答。 |
【お詫び】 2023年01月21日午後にノドの違和感(抗原検査陰性)、22日朝に発熱(同陽性)、23日発熱外来にてコロナ陽性診断となりました。1月28日まで療養期間、22日から1月末まで臨時休業、2月第1週(2/1-4)は事前了承の無い予約を全部キャンセル。2023年02月05日より通常営業を再開しています。感染経路は確定していませんが、身内の職場内感染から自分への家庭内感染という可能性が最も高いです。 |
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